北日本銀行(盛岡市、柴田克洋頭取)は27日から、遺産相続や生前贈与を目的とした新型信託商品を取り扱う。「終活」需要の高まりを受け、同様のサービスを提供する保険が増えている。ただ、高齢や健康上の理由で加入できないシニア層も多く、信託で資産承継ニーズを取り込む。

 みずほ信託銀行(東京都中央区、飯盛徹夫社長)の代理店として、北日本銀行の全店で販売する。遺産相続型の「きたぎん遺言代用信託~繋(つなぎ)」は、客から預かった資産を死後に家族ら受取人に支払う。信託金は北日本銀行の定期預金として運用する。期間は5~30年で申し込み金額は200万~3千万円。金額の2%の申込手数料がかかる。

 生前贈与を支援する「きたぎん暦年贈与型信託~結(ゆい)」は、銀行が資産を預かり、子や孫への分与手続きを代行する。500万円から受け付け、北日本銀行の定期預金として運用する。信託期間は5~30年。金額の1%の申込手数料と年1万円の管理手数料が要る。

 問い合わせは同行(019・653・1111)へ。