競走馬からの相次ぐ禁止薬物検出で開催休止中の岩手競馬は、24日にレースを再開する方向となった。県競馬組合(管理者・達増知事)が21日にも発表する見込み。再発防止策の強化や所属馬の検査状況などを踏まえ、「公正な競走確保」の環境が整ったと総合的に判断したもようだ。

 直近の開催日程は24~26日で、通常ベースなら計33レースとなる。

 組合は3頭目の筋肉増強剤・ボルデノン検出を受け、当面の開催自粛を決定。10~12日、17~19日の水沢開催の計6日間を中止した。再発防止策として▽監視カメラの増強▽24時間警備▽厩舎(きゅうしゃ)関係者による自衛強化-などを掲げた。

 監視カメラの設置は4頭の検出馬が出た水沢で先行実施し、盛岡では20日の増設完了に向け進めてきた。16日時点の組合の説明では、3頭目判明後に着手した所属馬の抽出検査では陽性馬が出ていない。その後も対象を広げて検査を続けている。