陸前高田市高田町のそらうみ法律事務所陸前高田事務所(滝上明所長)に12月1日、三森(みもり)祐二郎弁護士(47)=横浜市出身=が着任する。中学時代に本県を訪れた際に受けた優しさが忘れられず、念願の勤務地。当面は弁護士2人体制で対応し、「大好きな東北の四季を楽しみながら、恩返しの気持ちで住民に寄り添うサポートをしたい」と意欲を見せる。

 着任前の17日、同事務所が行っている巡回相談に参加。陸前高田市米崎町の災害公営住宅や矢作町の仮設住宅などを訪問し、家賃や相続の相談に対応した。「気軽に声を掛けたり、事務所にも立ち寄ってくださいね」と笑顔も見せて、早速住民と打ち解けた。

 三森さんは2010年に裁判所職員から弁護士に転身。12年から今年8月まで宮城県栗原市の栗原ひまわり基金法律事務所長を務め、任期を満了した。横浜市に帰る選択肢もあったが、思い入れの強い本県での勤務を探した。