一関市萩荘の下大桑地区(33戸)の農家や住民らで組織する下大桑ヒツジ飼育者の会(桂田清会長、会員15人)は2016年6月の発足以降初めて、育てたヒツジの食肉用を出荷した。羊毛を活用した小物も作製販売。中山間地域の里でヒツジと共生した地域づくりが進んでいる。

 同会は同市萩荘の約3ヘクタールの牧場で雄1匹、雌15匹の計16匹を会員が交代飼育。7月に繁殖用、今月は食肉用として計5匹出荷した。

 16日は同市千厩町千厩のレストランあさひやで、会員ら約40人がしゃぶしゃぶやコロッケ、グラタンなどの子羊料理を味わった。

 同会はヒツジから刈り取った毛から小物も作製している。タマネギやブルーベリーなどで草木染したブローチや、髪留めを計29個作り、10月20、21の両日に同市で行われた一関地方産業まつり農業祭で「萩荘フェルト」として販売。1個350~500円(税込み)で、初日に売り切れるほど好評だった。