復興支援道路の国道340号立丸(たつまる)峠工区(約5・2キロ)の29日全線開通を前に、県は17日、宮古市小国と遠野市土淵町をつなぐ立丸第1トンネル(約1・8キロ)の内部を両市民が歩くプレイベントを開いた。東日本大震災直後、被災した大槌町への唯一のルートだった立丸峠の難所を解消し、緊急時の安定性を増した。

 宮古市民約40人がトンネル北口、遠野市民約30人が南口からトンネル中央に向かって出発。市境で合流し、テープカットや記念撮影で開通の前祝いをした。

 同工区は2016年12月までに約1・9キロが開通済みで、残る約3・3キロが29日に開通する。総事業費は約97億円。全線開通で6分、4キロ短縮される。