開催まで1年を切ったラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の釜石会場チケットの売れ行きが好調だ。大会組織委は販売枚数を明らかにしていないが、釜石会場は好調と説明。県も「プラチナチケット」と人気ぶりを認める。大会実行委は購入できなかった人向けのパブリックビューイング(PV)会場増設など対策を練る。

 「私もチケットがまだ取れていない」。16日に盛岡市内で開かれた釜石開催実行委の常任委員会で、白根敬介県ラグビー協会長が明かした。白根会長はこれまでの抽選で落選。チケット販売の機会はまだあるが「最終的に取れなかったらPVに行くしかない」と内心穏やかでない。

 チケットはこれまで、国内先行抽選や開催都市住民先行抽選などが行われ、現在は第1次一般販売の申し込みを終えた段階。来年1月19日からの先着の第2次一般販売が最後のチャンスとなる。

 釜石会場は座席数1万6千席と12会場の中で最少だが、注目度は高い。大会組織委によると、7月時点での人気の会場は釜石、東京、横浜。8月19日に行われた釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムの開設行事のチケットは販売初日で完売した。