「JTフォーラム ひとのときを、想う。」(岩手日報社主催、JT協賛)は16日、盛岡市大通の岩手教育会館で開かれ、作家で日本ペンクラブ会員の原田マハさん、小説家金原ひとみさんがトークショーに臨んだ。

 約300人来場。原田さんは宮沢賢治に影響を受け、10歳で童話「よだかの星」を漫画化したエピソードを披露。パブロ・ピカソら世界的画家の絵画を登場させる自身の作品について「アーティストへの尊敬や愛情を持って描いている。私の小説をアートに興味を持つ入り口、現実世界でも楽しむ出口にしてほしい」と語った。

 金原さんは芥川賞作品「蛇にピアス」について「自分でやりたくてもできなかったことを登場人物にやらせるなど、本性をさらけ出して書いた作品」と説明。子育てで苦しんだ時期に触れ「小説を書いて救われた面もある。つらい時はその思いを書いてみるのもいい」と助言した。