釜石市大平町の市立鉄の歴史館(佐々木育男館長)は16日、1985年の開館から入館者100万人を達成した。近代製鉄発祥の地・釜石の歴史と価値を発信する拠点で、市内外から訪れる人たちに「鉄のまち釜石」の魅力を伝えている。

 100万人目の来館者は同市の姉妹都市・愛知県東海市の市民ツアーで訪れた深谷鈴子さん(72)。記念セレモニーで夫守行さん(75)とくす玉を割り節目を祝った。野田武則市長からオリジナルピンバッジや地酒「浜千鳥」などが贈られ、ツアーに参加する約20人にも記念のクリアファイルなどがプレゼントされた。

 同館では2015年に世界遺産に登録された橋野鉄鉱山をはじめとする鉄に関わる資料を数多く展示。入館者数は毎年2万人台で推移していたが、東日本大震災後は1万3千人ほどとなっている。

 同館では100万人達成を記念し、入館者に特製クリアファイルをプレゼントする(限定5千枚)。開館時間は午前9時~午後5時(入館は同4時まで)。毎週火曜日と12月29日~1月3日は休館。入館料は一般500円、高校生300円、小中学生150円。