奥州市水沢佐倉河の東水沢中(高橋勝校長、生徒394人)美術部の生徒らが描いた国際リニアコライダー(ILC)のPR看板は16日、同校校庭東側フェンス前に設置され、関係者はILC誘致に向け決意を新たにした。

 市議会ILC誘致推進議員連盟(渡辺忠会長)と市が設置。同日は現地で除幕式を行い、同連盟関係者約10人と同部の生徒約30人が看板をお披露目した。

 看板は縦1・5メートル、横6メートル。同市特産のリンゴやコメ、南部鉄器などをあしらい、背景は宇宙をイメージして惑星などを描いた。

 看板を描いた3年の及川千尋さんと木元睦実さんは「ILCは地元の活性化につながると思う。私たちの看板が誘致の力になればうれしい」と声を弾ませた。

 ILCは政府の誘致判断が大詰めを迎え、進展が注目されている。渡辺会長は「ILC関連の仕事を夢見る子どもたちの声もよく聞くようになった。現場の生の声を届け続けるとともに、地元の機運をさらに高めたい」と力を込める。

 同連盟と市による看板設置は昨年開始し、同校で6カ所目。年度内にさらに市内3カ所に設置する。