三陸ジオパーク推進協議会(会長・山本正徳宮古市長)主催の三陸ジオパークフォーラムは16日、久慈地域を中心に2日間の日程で開幕した。初日は久慈や八戸など5市町村のジオサイトを巡る体験ツアーを通して、海岸や琥珀(こはく)などの地域資源を再確認。来年予定される日本ジオパーク再認定審査に向け、関係者が情報や課題を共有した。

 ツアーは三陸ジオパークの各地域協議会や自治体などから78人が参加。久慈市、洋野町~普代村、八戸市の3コースに分かれて行った。久慈市コースは30人が久慈渓流や久慈琥珀博物館、弁天崎などを訪れ、北三陸認定ジオガイドらの解説を受けた。

 本県沿岸を中心とした三陸ジオパーク(総延長約220キロ)は2013年に日本ジオパークに認定。昨年末の再認定審査では「条件付き再認定」と事実上の格下げとなっており、地元はガイド育成や周知活動など自治体の枠を超えて連携を強めている。田高正博ジオパーク推進員は「地域の宝を再認識し、観光、教育、地域活性化の推進につなげていきたい」と強調する。

 同フォーラムは昨年度に続いて2回目。17日は久慈市川崎町の久慈グランドホテルで基調講演や活動事例発表を行う。