県内の市町村議会で女性議員の数がなかなか増えない。現職は62人で、総定数に占める割合は10・6%にとどまり、「政治分野における男女共同参画推進法」で目指す50%に遠く及ばない。10月の遠野市議選で初めて女性が当選するなど新たな動きがある半面、4市町村では女性がいない。社会の実態とかけ離れたいびつな構造で、意欲ある女性が挑戦しやすい機運醸成や活動を支える仕組みづくりが急がれている。

 盛岡市で15日、女性市議と語る会が開かれた。市民約40人が参加し「女性の政治参加が遅れている」「海外には女性候補への議席割り当て制度もある」など熱心に議論を交わした。

 内閣府がまとめた全国女性の参画マップ(昨年12月末現在)によると、県内14市議会の女性割合は9・5%。全国の市区議会平均を5・4ポイント下回り、都道府県別で39位にとどまった。