日米野球は14日、ナゴヤドームに舞台を移して第5戦が行われ、日本代表は6-5で米大リーグ(MLB)オールスターチームに逆転して2連勝を飾った。対戦成績は4勝1敗となり、2014年に続き2大会連続での勝ち越しを決めた。

 日本代表は1-5の七回、甲斐(ソフトバンク)の適時打などで2点差として代打山川穂高(西武)=富士大=の左中間への2点二塁打で同点。八回に甲斐の左中間二塁打で1点を勝ち越した。

初球一振り同点打

 西武の山川穂高が同点の2点二塁打を放ち、逆転勝ちを呼んだ。1-5の七回、2点を返してなお1死一、三塁で代打を告げられた。初球の142キロの速球を思い切りよく振り抜くと、打球は左中間を真っ二つ。悠々と二塁に到達し「納得です。勝てたのでそれが一番」と満面の笑みを浮かべた。

 今季47本塁打と飛躍して初の本塁打王に輝いた。稲葉監督から日本代表の主砲として期待され、第1戦では4番に座ったが、手元で動く球に苦しんで無安打と振るわず、第2戦で5番に下がり、第3戦は先発を外れた。

 ただ、この第3戦で奮起して九回に代打で適時二塁打を放ち「何かのきっかけになると思う」と手応えをつかんでいた。再び終盤での代打に「初球から打つと決めていた。代打は振りにいかないと」と勝負強さを発揮し、貴重な一打を放った。