歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(40)が企画する「古典への誘(いざな)い北上公演」(テレビ岩手、岩手日報社、北上市文化創造、ニュース・プロモーション主催)は14日、同市さくら通りのさくらホールで行われ、大勢のファンらが迫力の舞台を堪能した。

 昼と夜の部で計2400人が鑑賞。辻勝さんによる和太鼓の演奏で始まり、あいさつで舞台に上がった海老蔵さんは、観客からの質問に「女性でも誰でも声を掛けて」などと答え、大向こうのタイミングを実演してみせた。

 公演は「子守」「三社祭」と歌舞伎十八番の内「蛇柳(じゃやなぎ)」。蛇柳は高野山を舞台に、大蛇が封じ込められた柳の木の結界が薄れて現れた蛇柳の精魂を、金剛丸照忠(海老蔵さん)が退治する作品。大竹を持った海老蔵さんが登場すると、会場は大いに沸いた。