奥州市江刺岩谷堂の岩谷堂高(大内高志校長、生徒483人)は本年度、創立100周年を迎えた。1918(大正7)年に開校し、時代と共に形を変えながら現在の姿に。生徒が自ら科目を選ぶことができる総合学科制を全国に先駆けて採用し、地域に貢献する個性豊かな人材を育成している。

 94年に全国で初めて設置された総合学科高校の一つ。生徒は1年生の時に企業や大学の見学などを通して自分の将来を考え、2年生から学びたい分野や希望進路に合わせて系列や科目を選択できる。

 後藤鈴生徒会長(2年)は「幅広い選択肢の中から、3年間かけて自分のやりたいことを選べるのがこの学校の魅力」と実感を語る。

 部活動ではウエイトリフティング部が全国入賞者を多数輩出する名門。菊池祐人さん(2年)は「練習した分だけ目に見えて記録が伸びるのがうれしい」と練習に汗を流す。

 地元団体の指導を受ける鹿踊り部は、地域の祭りやイベントなど年間20以上の公演に駆け回る。菅野あおい部長(2年)は「鹿踊りは基本の正しさが命。地域の伝統を真っすぐに吸収し、引き継いでいきたい」と使命感をにじませる。