【東京支社】北海道東北地方知事会と岩手、宮城各県議会の国際リニアコライダー(ILC)建設実現議連は13日、関係省庁と超党派のリニアコライダー国際研究所建設推進議員連盟に対し、ILC誘致の早期実現を要望した。

 達増知事、佐々木順一県議会議長らが省庁、自民党本部を回り、渡辺博道復興相、永岡桂子文部科学副大臣、同議連の河村建夫会長へ要望書を手渡した。

 要望は早期誘致実現に向け▽海外パートナー国との投資と人材の国際分担に関する考え方の早期明示▽国際科学技術イノベーション拠点の形成や地方創生の観点からの検討-などを求めた。渡辺氏は「復興後の新しい東北の視点も考えないといけないが、ILCの費用は一つの国で賄うのは難しい。文科省、内閣府などと連携して検討したい」と答えた。

 終了後、達増知事は「政府の検討作業も大詰めにきている。執行部と議会が連携しての要望で、地元の熱意を感じていただいた。ILCは世界に貢献するためにも必要だ」と強調した。