奥州市衣川地域の小中学生が歴史講談グループ奥州衣川青凜(せいりん)会(伊藤敏男会長、会員25人)の指導の下、地域にまつわる歴史を生き生きと伝える話芸を磨く「子ども講談教室」は今年2年目を迎えた。参加者は昨年の8人から11人に増え、子どもたちが講談を通じて郷土愛を育んでいる。

 今年の修了証交付式は11日、同市衣川日向の奥州衣川歴史ふれあい館で行われた。11人全員が修了証を受け取った後、稽古の総仕上げも行い、子どもたちは張り扇を打ちながら、源義経の活躍を描いた「一の谷合戦」と同地域の伝統芸能の始まりを語る「川西大念仏剣舞(けんばい)誕生の章」の2演目を堂々と披露した。

 同教室のメンバーは子ども講談グループ「輝凜(きりん)会」として活動。青凜会の会員らに教わりながら、8月から計8回の稽古に取り組んだ。

 子どもたちは18日に同館で開かれる秋のジンバ祭り(午前10時半~午後3時半)で、青凜会の10周年記念事業の一環として練習の成果を披露する。