第32回釜石市民劇場「伝説 浜の孝子 両石村庄助と鐘」(実行委主催)は10、11の両日、同市大町の市民ホールTETTO(テット)で上演された。昨年完成した同ホールでの初公演。東日本大震災の被災を乗り越えて果たした「劇場公演」の復活に大勢の観客が万感の拍手を送った。

 2回公演で計600人が来場。物語は江戸中期の両石村(現・釜石市両石町)の若者・庄助を中心に、海を糧に生きる人々の姿を描いた。にぎやかな歌や踊りが披露され照明にこだわった演出や大掛かりなセットも復活しステージを彩った。

 市民劇場は震災で活動拠点の市民文化会館が被災。2013年から同市鈴子町の大型テント・シープラザ遊を会場に行われてきた。