東日本大震災で被災した女性によるニット製品作りを支援する盛岡市のハートニットプロジェクト(村上祐子代表)は13日まで、同市菜園のカワトクで県内最後となる販売会を開いている。編み手の技術が向上し、有名ブランドに納品するなど自立の道が見え同プロジェクトは年内で解散。手弁当で支援を続けてきたメンバーらはこれまでの活動の支えに感謝している。

 陸前高田市や山田町などの女性たちが編んだマフラーや帽子、手袋のほか、動物柄がかわいいペットボトルホルダーやキャラクター「そばっち」の人形など約千点を販売。タグに書かれた製作者に売り上げがそのまま渡る仕組み。毛糸は同プロジェクトが県内外から支援を募った。

 同プロジェクトは震災直後の2011年4月、被災女性の心を癒やそうと、被災地の仮設住宅などを回り、毛糸や編み棒を配ったことがきっかけ。出来た商品を北海道から九州まで延べ445会場で販売し、被災者に送られた売り上げは計5300万円に上る。

 13日は午前10時~午後6時。県外での最後の販売会は12月2日から9日まで東京都渋谷区の東京ユニオンチャーチで開く。