岩手競馬の競走馬から相次いで禁止薬物が検出された問題で、県競馬組合(管理者・達増知事)は12日、薬物検査の結果、水沢競馬場の厩舎(きゅうしゃ)が管理する競走馬1頭から新たに禁止薬物が検出されたと発表した。今季の禁止薬物検出は4頭目で、いずれも筋肉増強剤ボルデノン。2、3頭目に続く検出となったこの厩舎は、今季の通常開催が終わる来年1月7日まで管理馬の出走を自粛する意向を組合に伝えた。レースの再開時期は見通せない状況が続く。

 組合によると、新たに禁止薬物が検出されたのは6歳せん馬。9月19日に着手した全頭検査以降の出走は同23日7着、10月7日9着、同28日8着で、1、2着馬が受ける薬物検査の対象にはならなかった。

 同28日のレースに出走したこの厩舎の管理馬が今月5日に今季3頭目の禁止薬物陽性馬と判明。組合は国のガイドラインに基づき、厩舎が管理する全10頭の薬物検査を競走馬理化学研究所(宇都宮市)に依頼していた。