雫石町の歴史と魅力を体感するバスツアー「森林鉄道の軌跡をたずねる」(コミュニティライフしずくいしなど主催)は11日、町内で開かれた。昭和初期に使用された森林鉄道の廃線跡を散策し、当時の住民の暮らしに思いをはせた。

 県内各地から23人が参加し、鉄道の遺構9カ所を見学。今も森林の中に残る橋脚や廃線跡などをガイドと共に探検した。

 同町では森林から切り出した木材を運搬するため、昭和初期に鉄道が発達。ピーク時の1944(昭和19)年~48(同23)年ごろには6路線、総延長約74キロの鉄道が整備されたが、森林資源の枯渇などの理由で64年に全線廃止となった。