県内のワイナリーは今月から、今季の限定ワインや新酒を発売する。葛巻町のくずまきワイン(社長・鈴木重男町長)は、過去最高の糖度となった2015年の町産ヤマブドウを使い、最高傑作と太鼓判を押す千本限定のワイン「褒美」の予約を受け付け中。紫波町、花巻市のワイナリーの新酒も良好で、魅力あふれる県産ワインを届ける。

 「褒美」のヤマブドウは葛巻町鍋倉地区で生産し、糖度は27度。例年は高くても22度程度だが、15年は気温が平年より高く、日照時間、雨量の少なさにも恵まれた。手作業での丁寧な授粉や、実に栄養を集中させるためのつるの刈り取りなど、長年培った栽培手法で「突出した原料」(漆真下満専務)が完成した。

 無添加で3年熟成し、まろやかな酸味と甘味が調和した味わいに仕上がった。同社ウェブサイトや酒販店で15日まで予約を受け付け、20日から発送する。720ミリリットルで税込み8千円。