遠野市議会(定数18)は9日、改選後初の臨時会で正副議長選を行い、議長に浅沼幸雄氏(無所属)、副議長に佐々木大三郎氏(同)を選出した。初めて立候補形式を取り入れた結果、それぞれ候補2人の得票が同数となり、正副ともくじ引きで決着する異例の展開となった。

 議長選は浅沼氏と荒川栄悦氏(同)、副議長選には佐々木氏と萩野幸弘氏(同)が立候補。全18人で単記無記名投票を行い、各候補が9票を獲得した。地方自治法の規定に基づき、くじ引きで当選者を決めた。

 これまでの正副議長選は各会派による水面下の調整で流れが決まり、本会議は名前を書いて投入する「儀式」だったため、選ばれる過程が市民の目に見えなかった。このため8日の議員全員協議会で、改革の一環として立候補形式の導入を決めた。