奥州市や一関市、平泉町の伝統工芸品製造などの工房を見て、付加価値の高い製品に理解を深めるオープンファクトリー五感市(実行委主催)は9日から3日間、2市1町の28の工場や製作所などで開かれている。県内外から訪れた人々が普段見ることのできない工房の見学や職人との交流を通じ、地域のものづくり力に関心を高めている。

 同町平泉の平泉文化遺産センターでオープニング式典を行い、関係者約30人が出席。実行委員長で一関市大手町の京屋染物店(蜂谷悠介代表取締役)の専務取締役蜂谷淳平さん(36)が「開幕を迎えてうれしい。イベントを通じて地域を豊かにしたい」とあいさつ。テープカットして開幕を祝った。

 同店では蜂谷さんらの案内で工房を見学。同店の歴史を学ぶ映像を視聴後、工房で藍染めや引き染めを体験した。縫製の現場も訪れ、製品や職人の思いに理解を深めた。

 問い合わせは京屋染物店(0191・23・5161)へ。