大船渡市観光物産協会(斉藤俊明会長)などは9日、同市三陸町越喜来の三陸鉄道南リアス線三陸駅で毎年恒例の柿のれん作りを行い、ホームは鮮やかなオレンジ色に染まった。

 三鉄職員や地元有志など約25人が、市内で収穫された小枝柿約3700個の皮を手作業でむき、ホームにつるした。

 皮むきを担当した同市三陸町越喜来の主婦古水たまさん(65)は「昔はどの家の軒先にもつるされていた。懐かしい風景だ」と目を細め、南リアス線運行部長の吉田哲さん(55)は「乗客の皆さんに三陸の秋の風物詩を楽しんでもらいたい」と願う。柿は約1カ月つるされ、完成したころ柿は同駅や元日に運行する初日の出列車で振る舞われる。