老朽化が進む盛岡市新庄の市動物公園(辻本恒徳園長)の公民連携改修事業の実施代理人、オガール(紫波町、岡崎正信社長)は31日、同園の再生計画案を公表した。開園から約30年経過しているため、改修事業費で見込む13億円は多くを修繕に充てる。動物展示の大規模リニューアルではなく、周辺事業を充実。園内に保育園や通信制高校を置き、通年営業する構想も示した。市は年内にも事業実施の可否を決める方針だ。

 盛岡市のマリオスで同日開いた同園の再生事業検討会で提示した。同社によると、飼育舎や道路整備などの改修工事は来年11月から始め、2021年3月に終了する予定。改修事業費は13億円で、財政負担は市10億円、国からの補助3億円を見込む。

 通年営業するため、メインの動物展示事業に加え▽保育▽障害者就労支援▽教育▽宿泊-などを加えた活性化を提案。岡崎社長は「動物との触れ合いを通じ、子どもたちに命を敬う気持ちを育む」ため、園内に保育園や通信制高校を設立する構想も示した。