県沿岸部の第三セクター、三陸鉄道(宮古市)は9日、東日本大震災の津波で不通になり、JR東日本から移管される山田線(宮古―釜石間)の線路や信号などの復旧工事が、9月末でおおむね完了したと発表した。踏切の通信設備などを整えて、来年3月23日の開通を目指す。

 山田線の正式な移管は来年2月以降になる見込み。山田線の開通で、三鉄が運行している北リアス線(久慈―宮古間)と南リアス線(釜石―盛間)が結ばれ、全体がリアス線に改称される。三鉄は開通の翌日から宮古―釜石間を1日11~12往復する方針で、12月にリアス線全体のダイヤを発表する。