奥州市江刺梁川の金津流野手崎獅子躍(のでさきししおどり)(菊池司庭元)は7日、同市江刺梁川の梁川保育所前広場で第3代相伝式を行い、21年ぶりに踊り手が代替わりした。若い踊り手たちは伝統芸能継承の誓いを新たにした。

 関係者や地域住民約100人が見守る厳粛な雰囲気の中、師匠と呼ばれる2代目の踊り手たちが約12メートルのやぐらに上って神事を行い、装束や踊りの極意が記された伝授書を3代目の踊り手9人のうち、同日出席した8人に受け継いだ。相伝は踊りの技術が一定のレベルに達して独り立ちした証で、弟子を持てるようになる。

 2代目を代表して高橋誠さん(56)=同市江刺梁川=が「踊りは心を表す。どんな場面でも心を込めることが向上につながる」とエールを送り、3代目を代表して中川優真さん(41)=同=が「今後も教えを守り、次代へ引き継いでいく」と誓った。