除雪機械、草刈り機などの開発、製造、販売の和同産業(本社花巻市実相寺、資本金4900万円、照井政志社長)は、定められた範囲内を自動走行し作業する「ロボット草刈り機」を開発した。同社によると、雑草地に対応するロボット草刈り機は国内では初めて。売り上げの約9割を占める除雪機械に次ぐ事業の柱に今後据えたい考えで、モニター調査を行いながら早期の発売を目指す。

 草刈り機は縦84・5センチ、横52センチ、高さ36センチ。三輪駆動で荒れ地や最大30度の斜面も走行できるのが特徴。本体下部に刈り刃を備え、ワイヤを張ったエリア内(最大3千平方メートル)で草が生えている場所を見つけ、自動的に草を刈る。太く長く密集した草地は高出力のモーターで刃を回転させて30センチの幅で刈り取る。

 太陽光発電所や果樹園、工場内緑地などの利用を見込む。小回りが利くほか、センサーで果樹や支柱類の接近や接触を検知し減速したり回避する。バッテリー残量が少なくなると自動に充電ステーションに帰還し、スマートフォンで充電残量や稼働時間の確認もできる。