台風25号が7日にも本県に最接近する見通しとなり、県内では6日、農業者やイベント関係者が対策を進めた。1日未明の台風24号の本県通過から1週間もたたないうちに対応に追われる関係者はうんざりした様子。週末のたびに天気が崩れ、農作業の遅れも懸念される。 

 盛岡地方気象台によると、今回の台風は勢力を弱めて接近する見込みだが、強い風への警戒は必要。ラ・フランスが収穫期を迎えた紫波町小屋敷の紫波農園(久保欣也社長)では、摘み取り作業を急ぎ、防風ネットの状態を確認した。4日から作業する従業員を増やして対応してきた。

 相次ぐ台風の接近で、稲作への影響も懸念される。6日は県内の至るところで稲作農家が朝から稲刈り作業に追われた。9月中旬以降の雨の影響で県内の稲刈りは平年より遅れ気味。農家からは「この3連休で稲刈りできると思ったのに」と落胆の声が聞かれた。

 イベントへの影響も大きい。盛岡市内丸のもりおか歴史文化館前で6日行われた復興応援もりおか広域まるごとフェアは、当初予定していた7日の日程を中止。初日を終えた出店者は撤去作業に追われた。