サッカーの第97回全国高校選手権県大会は5日、盛岡市の県営運動公園などで開幕し、44校が全国選手権(12月30日開幕、埼玉スタジアム2002ほか)の出場切符を争う。優勝争いは県高校総体上位の盛岡商、遠野、専大北上を中心に展開されそうだ。

 県高校総体を制した盛岡商は東海インターハイで1勝を挙げた。U-18プリンスリーグ東北は8位。試合経験が豊富で総合力が高い。MF藤村一真(3年)、MF林下舜(2年)、FW村井勇仁(3年)が攻守の要。7大会ぶりの頂点に照準を合わせる。

 県大会5連覇中の遠野はプリンスリーグ東北で盛岡商に1勝1分けと勝ち越し、7位だった。県高校総体は準決勝で専大北上に敗れたが、底力がある。前回の決勝でゴールを決めたMF太田竜雅(3年)とFW立花健斗(同)は勝負強い。

 専大北上は県高校総体で準優勝。県iリーグU-18・1部は無敗で制した。磐田ユースを経験したDF佐藤大雅(3年)の精度の高い左足がチームの起爆剤になるか。順調に勝ち上がれば準決勝で遠野と激突する。

 近年力をつけている花巻東や、9大会ぶりの全国を目指す盛岡市立が上位をうかがう。大会は県内12会場で実施。24日の準決勝から盛岡市のいわぎんスタジアムで行われる。決勝は11月4日に行われる。