【福井国体取材班】第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体2018」第5日は3日、福井県内などで17競技が行われ、本県は3種目で優勝した。カヌー・スプリントの少年男子カナディアンシングル200メートルは、吉田俊吾(不来方高3年)が2位に0秒568差をつける43秒175で2連覇を達成。前日の500メートルを合わせて2種目優勝を果たすとともに、インターハイとの2冠も成し遂げた。カヌー・スプリントの少年女子カヤックペア200メートルは、稲垣千夏・佐々木伶奈(れな)=ともに不来方高3年=組が43秒910で初優勝。2位と0秒274差の接戦を制した。少年女子カヤックペアの優勝は200メートルの五十嵐結衣・後藤可奈子(ともに不来方高3年)組以来3年ぶり。

 レスリングのグレコローマンスタイルは、成年男子130キロ級の金沢勝利(自衛隊体育学校)が決勝で荒木田進謙(青森)を4-1で下し、少年の2度を含めて通算4度目の国体制覇。同67キロ級の川瀬克祥(かつよし)=シリウス=、ライフル射撃成年女子エアピストルの佐々木千鶴(県警察学校)は3位に入った。ボートは成年女子シングルスカルの大堀玲奈(れいな)=県庁=が6位入賞。カヌー・スプリント200メートルは成年男子カヤックシングルの近村健太(盛岡市役所)が6位、少年女子カヤックシングルの鷹橋茉美(たかはし・まみ)=不来方高3年=が7位。セーリング少年女子420級は盛合汀紗(なぎさ)・高橋知華(ともか)=ともに宮古商高3年=組が8位に入った。

終盤全開、競り勝つ

 王者の風格が漂う2連覇だ。少年男子スプリント・カナディアンシングル200メートルで吉田俊吾(不来方高3年)が頂点に立った。自在にペースを切り替える巧みなレース運びで、前日の500メートルに続き終盤の競り合いをものにした。