本州唯一の乗用馬の競り市、第45回遠野市乗用馬市場(市畜産振興公社主催)は30日、同市松崎町の遠野馬の里で開かれた。市内外16生産者が29頭(前年比1頭減)を上場し、11頭(同5頭減)が落札された。

 乗馬クラブなど全国各地の購買者31人・団体が参加。鑑定人の威勢のいい掛け声が響く中、購買者は馬場を歩く若駒の動作に熱い視線を送った。

 落札最高値は同市小友町の谷渕隆朗さん(70)が生産、所有するキキマユ(1歳)の215万円。1歳馬の200万円超えは珍しく、谷渕さんは「体のバランスの良さが特長の馬。期待以上の値だった」と喜んだ。