28日投開票が行われた雫石町議補選(欠員1)で初当選した無所属の新人細川祐弘さん(62)=同町繋=は30日、同町千刈田の町役場で行われた当選証書付与式に出席した。報道陣に主な経歴などを明らかにした。

 細川さんは選挙期間中、「当選が目的ではない」「情報は掲示する選挙ポスターのみに集約したい」などの理由で顔写真や主な経歴を非公開としてきた。

 細川さんは付与式で、町選挙管理委員会の林崎正邦委員長から当選証書を受けた。報道陣に対し「当選した以上、ポスターに書いた公約を実現の方向に進める責任がある」と語り、主な経歴についてNPO法人雫石スキー連盟事務局などとした。

 町議補選には細川さんと新人男性が立候補。2人とも顔写真のないポスター掲示や自転車での選挙活動を展開し、有権者の間では「顔の見えない」選挙運動への戸惑いが広がった。投票総数9325票のうち無効投票は3138票に上った。