奥州市出身の佐々木大樹(花巻東高-東海大)が所属する社会人野球の北海道・室蘭シャークスが、第44回日本選手権大会(11月1日開幕、京セラドーム大阪)に5大会ぶりに出場する。佐々木は加入4年目の今季、捕手のレギュラーをつかみ北海道予選で攻守に活躍した。社会人としては初となる全国大会に向け「チーム一丸となりたい」と気合が入る。

 佐々木は水沢中から進んだ花巻東高で菊池雄星投手(西武)の1学年下に当たる。2009年は主に外野手として選抜大会準優勝、夏の全国選手権大会4強に貢献。3年時には主将を務めた。東海大では持ち前の強打を生かし、指名打者として14年の全日本大学選手権優勝も果たした。

 15年から日鉄住金テックスエンジ室蘭支店(室蘭市)で事務職として働きながら、室蘭シャークスでプレーする。これまでは一塁手などで出ていたが、今季は本職の捕手に定着。9月下旬の北海道最終予選はリーグ、代表決定戦の全4試合にフル出場し、15打数7安打3打点の活躍。守りでもプロ経験のある投手らを巧みにリードした。

 奥州市水沢川原小路出身の26歳。プロで活躍する菊池投手らとは今も連絡を取り合い「刺激を受けている」という。9月に北海道胆振(いぶり)東部地震の被害を受けた地域の代表でもあり「野球ができる感謝の思いを持ってプレーしてきたい」と誓う。