大槌町議会(小松則明議長、定数13)は30日の臨時会で、旧役場庁舎内から検出されたアスベスト(石綿)の除去費用2500万円の補正予算案を賛成多数で可決した。ただ、議員からは旧庁舎解体工事を巡る町当局の相次ぐ手続きミスなどに苦言が相次いだ。

 小松議長と欠席者1人を除く11人で採決し、賛成9、反対2で可決した。町議からは「計画がずさんだ。補正で組めばいいという考えを改めるべきだ」「精査しながら進めるべき問題を軽々に処理した印象にもなる」などと厳しい意見が出た。

 工事費用は粉じんになる程度が「高い」レベル2の除去が約500万円、「比較的低い」レベル3が約1700万円など。復興交付金基金からの繰入金と復興特別交付税を充て、全額国費で賄う見込みだ。