JR盛岡支社(石田亨支社長)は29日、北上市和賀町藤根のJR北上線藤根駅の駅舎の建て替え工事に着手した。新駅舎の使用開始は来年3月上旬の予定。

 1921(大正10)年建設の前駅舎の老朽化のためリニューアルする。同駅は今年3月から無人駅となっている。新駅舎は木造平屋で建築面積約49・7平方メートル。待合室や倉庫を備える。総工費は約3千万円。

 藤根地区ではザゼンソウが春の訪れを告げる地域のシンボルとなっており、新駅舎のデザインにも取り入れる。仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる独特な葉が花軸を包むように、待合室はベンチが中央を取り囲む意匠で、外の腰壁は赤紫色にする。

 工事中も列車はダイヤ通りに運行する。