畑ワサビの生産量日本一の岩泉町が整備を進めていたワサビ加工施設が完成し、同町乙茂(おとも)の現地で29日に記念式典が行われた。労働力軽減につながる洗浄施設や加工施設などを備え、商品まで一貫生産できる体制が整った。生産者の高齢化、担い手が減少する中、6次産業化の推進によるワサビのブランド化や生産拡大に向けた弾みがつくことが期待される。

 式典には生産者ら約50人が出席し、中居健一町長は「畑ワサビの生産振興がますます推進されることを願う」とあいさつ。テープカットで完成を祝い、施設内を見学した。

 ワサビ加工施設は、2016年8月の台風10号豪雨災害から復旧した既存施設の隣に鉄骨造り平屋建てで2棟整備した。