北上市は今月から、新たな事業に挑戦する個人または企業の資金調達の支援策として、インターネットを通じたクラウドファンディング(CF)型ふるさと納税の活用を始めた。寄付者は手軽に事業を応援でき、返礼品に代えて試供品を受け取る。企業側は取り組みのPRにつながり、成果が注目される。

 支援対象は市が採択した農家、そば屋、はり・きゅう整骨院など6者。ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」に事業内容や事業者の思いなどを紹介したページを設け、寄付を募る。

 通常のふるさと納税は市内在住の寄付者には返礼品は送付しないが、1万円以上の寄付で米や体験チケット、食事券など3千円までの試供品を送る。

 事業者は取り組みを広くPRでき、市にとっても事業者を支援できる。寄付者はふるさと納税同様、寄付金額の2千円を超える分が税控除の対象となる。