2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の試合会場となる釜石市鵜住居(うのすまい)町の釜石鵜住居復興スタジアムの整備費が、概算39億円から9億円程度膨らむことが2日、分かった。設備の仕様変更や人件費増大などが要因とみられる。約8億円とされた県と市の負担も目算が狂い、財政に重くのしかかりそうだ。

 スタジアムは東日本大震災で全壊した鵜住居小、釜石東中の跡地に今年7月末に完成。常設席約6千席で、大会本番に向けて仮設スタンド約1万席や大型ビジョンなどを設置する。

 本県のW杯関係者によると、常設施設の充実や仮設照明施設の仕様変更が必要となり、人件費も高騰している。特に17年の概算で5億円程度とされた仮設全般の整備費は、大会組織委などとの協議を経て大幅に上回るとみられる。