田野畑村机の机自治会(下机勝則自治会長)は28日、「田野畑・机の戊辰戦争150年プロジェクト」の一環で、同村の長距離自然歩道「みちのく潮風トレイル」を歩き、地域の魅力を探った。机浜番屋群などの観光資源の価値や、戊辰戦争で旧幕府軍の軍艦が逃げ込んだとされる歴史を住民自ら学んだ。書物や絵地図にまとめて魅力をPRすることで地域コミュニティーの活性化を目指す。

 同日は会員ら11人が参加し、机浜番屋群を出発してトレイルコースを歩いた。新政府軍の動きを監視する見張り台があったとされる弁天埼灯台、1869(明治2)年の宮古港海戦後、旧幕府軍が北海道へ向かう途中、軍艦「高雄」を乗り捨て駆け上ったとされる石浜沢などを歩いた。地域で語り継がれている話や、参考資料などの情報を共有した。

 プロジェクトの主な活動は▽戊辰戦争に関する村の歴史を調査し書物にする▽トレイルや机浜番屋群など体験型観光の魅力を伝える絵地図作り▽自然と共存するブータンに学び持続可能な地域づくりを促す-の三つ。