【東京支社】戦後日本バレエのパイオニアとされる奥州市江刺出身の小牧正英さん(1911~2006年)ゆかりの国際バレエアカデミアバレエ団(東京都渋谷区、菊池宗団長)は28日、東京都渋谷区の新国立劇場で、くるみ割り人形(全幕)を上演した。

 モンゴル・ウランバートル市が米国ボストン・バレエから買い取った、くるみ割り人形の装置や衣装一式を日本に運び、幻想的な舞台を再現。モンゴルの代表的ダンサーのアルタンフヤグ・ドゥガラーさんらが出演した。クリスマスの夜に少女が不思議な体験をするファンタジーを華麗な舞で披露。大勢のファンは盛んに拍手を送った。

 同団体は「東京小牧バレエ団」として公演してきたが、海外での活動強化などのため、昨年「国際バレエアカデミアバレエ団」に名称変更した。菊池団長は「小牧バレエ団では行われなかったくるみ割り人形の全幕上演を実現でき、感無量だ。今後、国際的な活動も充実させていきたい」と声を弾ませた。