盛岡地方気象台は28日、岩手山(2038メートル)の初冠雪を観測した。平年より15日、昨年より23日遅い。28日の県内は、気圧の谷の影響で曇りや雨となり、上空に寒気が入ったため、山頂付近は雪が降った。

 八幡平市平笠の岩手山焼走り国際交流村周辺からは、山頂を覆った厚い雲の近くに雪が確認できた。観光で訪れた千葉県市川市の無職片山明弘さん(57)は「美しい。今季初めて雪を見ることができて運が良い」と感激していた。

 同気象台によると、今月中旬から下旬は寒気が入らなかったため、観測史上3番目に遅い初冠雪となった。最も遅かったのは2001年の11月4日。