ともに大槌町出身で東日本大震災で被災し、家族が犠牲になった和楽器奏者大久保正人さん(63)=釜石市甲子町=と、アマチュアカメラマン伊藤陽子さん(67)=大槌町大槌=は、盛岡市上田の岩手大で27、28の両日開かれている不来方祭の「心の復興」サロンで、それぞれの活動を披露している。震災の記憶を風化させないため、芸術文化活動を通じ「被災地の今」を発信し続ける。

 イベントは同大教育学部社会学研究室(麦倉哲教授)が主催。27日は大久保さんが同大の北桐ホールで鎮魂の願いを込めた自らの作品など計7曲を尺八で演奏し、観客約30人が美しい音色に聞き入った。

 写真展は28日は午前10時~午後4時。同日午前11時から北桐ホールで伊藤さんによるトークライブも行われる。