【東京支社】国内トップクラスの若手が競う第87回日本音楽コンクール(毎日新聞社、NHK主催)のピアノ部門本選は27日、東京都新宿区の東京オペラシティコンサートホールで開かれ、釜石市出身で桐朋学園大ソリスト・ディプロマコースの小井土(こいど)文哉さん(22)が1位を獲得した。

 同部門には229人が出場。本選には第1~第3予選を通過した4人が進んだ。2年連続の本選進出となった小井土さんは3番目に登場。課題曲の中から選択したラベルの「ピアノ協奏曲ト長調」を、梅田俊明さん指揮の東京フィルハーモニー交響楽団と協演。ピアニストの小倉貴久子さんら9人による審査で最高位に選ばれた。

 同部門の県出身者1位は、2007年の第76回コンクールで盛岡市出身の佐藤彦大(ひろお)さんが獲得して以来、11年ぶり2人目(順位づけをしなかった年もあり)。

 小井土さんは3歳からピアノを始め、釜石小5年の時、東北ショパン学生ピアノコンクールの小学生の部金賞を受賞。盛岡一高、桐朋学園大卒。17年、浜松国際ピアノアカデミーコンクール1位。日本音楽コンクールピアノ部門では本選に進出、入選した。