長野県飯島町の飯島中3年の遠藤快莉(かいり)さん一家5人は26日、釜石市嬉石(うれいし)町の白山(はくさん)小(千葉愛子校長、児童32人)を訪れ、サツマイモを届けた。遠藤さんは同校1年時に東日本大震災で被災し長野県に転居。2011年から古里の復興への願いを込めてサツマイモを宅配便で送り続け、今回初めて直接届けた。遠藤さんが来春中学校を卒業するため、贈呈は今回が最後。長野県と被災地をつなぐ温かい贈り物に子どもたちの笑みが広がった。

 遠藤さんと父光輝さん(40)は車で約10時間かけて来校し、児童にサツマイモ約40キロを手渡し、飯島町の農家が収穫したリンゴ約50個も贈った。児童会長の小笠原のゑさん(6年)は「毎年おいしく食べている。直接来てくれてうれしい」と感謝した。