陸前高田市竹駒町の陸前高田未来商店街(橋詰真司理事長)は23日、各商業者の移転や本設再建が決まり解散式を行った。2011年12月の開設から約6年10カ月。さまざまな飲食や雑貨を提供したほか、週末恒例の朝市も開催するなど被災地を元気づけてきた仮設商店街。「気持ちは一つ。未来商店街を巣立った心意気をこれからも見せていこう」とさらなる活躍を誓い合った。

 解散式は現地で行い、7店舗の店主や、けせん朝市の参加者ら16人が集まり、これまでの活動の写真などを見ながら会話を弾ませた。事務局で奮闘した荒木(旧姓種坂)奈保子さん(32)に橋詰理事長(42)が感謝状を贈った。

 荒木さんは「6年前の自分を今褒められたようで本当にうれしい。何もないところから自分で作っていく苦労や楽しさを学び、今に生きている」と目を潤ませた。

 同商店街はコンテナ5基を店舗などとして開設。さらに中小企業基盤整備機構が整備したプレハブの仮設店舗が完成し、13年3月に本格オープンした。「鶴亀鮨(ずし)」や「菅久菓子店」など飲食店のほか、「ファッションロペ」「Laugh(ラフ)」など衣料品、雑貨店も入り最大11店舗で運営。商店主らでイベントを企画するなど温かみがあふれる商店街として人気だった。現在は整骨院1店舗が本設完成まで入居しているが、年内には順次撤去作業も始まる。