産直施設を運営する賢治の土(盛岡市、畠山武志代表取締役)は11月から、同市大通のクロステラス盛岡内の「賢治の大地館」と、同市前潟のイオンモール盛岡に入る「ふるさと百貨もりおかん」の2店を免税店にする。観光庁によると県内の産直では初。インバウンド(訪日外国人客)が増え、ラグビーワールドカップ(W杯)や東京五輪も迫る中、岩手の食と工芸を世界へ発信する。

 免税販売は南部せんべいなどの菓子、そばや冷麺、酒や缶詰などの加工食品や工芸品から始める。米やリンゴ、ソーセージやチーズ、冷凍冷蔵の食肉などを含む1次産品、生鮮品は検疫が必要になる場合がある。国によりルールも異なり、体制を整えながら順次、品目を広げる。

 会計時に所定の手続きが必要で専用レジを設ける。外国語パンフレットを配り、多言語対応の翻訳機を介して「おすすめは」「どうやって食べるの」など疑問やニーズに応える。商品紹介も多言語化や写真、イラストの活用を探る。