一関市厳美町の本寺地区地域づくり推進協議会(佐々木勝志会長)は、本年度の農林水産祭(農林水産省、日本農林漁業振興会主催)むらづくり部門で最高賞の天皇賞に輝いた。本県の同賞受賞は6年ぶり6回目で、伝統的な農村景観の保全や都市農村交流の取り組みなどが評価を得た。関係者は受賞を喜び、地域の宝を後世に残すべく先を見据える。

 同協議会は2004年に発足し、同市厳美町の8~10区の全戸が所属。同地区の骨寺村荘園遺跡に広がる小区画・不整形の水田と、曲がりくねった土水路を中心とする中世の農村景観の保全や活用に取り組んできた。

 05年からは同遺跡の水田で田植えや稲刈りの体験会を開催。08年には骨寺村荘園オーナー制度を創設した。1口3万円(税込み)で、オーナーに同遺跡の水田で収穫した米40キロを年4回に分けて送っている。