県南広域振興局北上土木センター(本木正直所長)は、西和賀町沢内川舟の県道花巻大曲線の土砂崩れによる全面通行止め区間(2・9キロ)内で、新たな崩落の発生を確認した。10月中に予定していた通行止め解除は来年以降となる。

 新たに崩落を確認したのは4月に崩落が分かり、復旧工事を進めていた箇所から花巻市側に約400メートルの地点。のり面が長さ20メートル、高さ20メートルにわたって崩れた。直径約10センチ~2メートルの岩が幅約4メートルの道路を覆い、一部は反対の沢に落下した。同センターは今月初めに崩れたとみている。

 崩落した箇所の上部には落下の危険がある2メートル前後の岩も残る。同センターは降雪前に地質調査や測量を行い、来年の雪解け後に現地を再確認した上で復旧工事の進め方を決める。

 同県道は冬期通行止め中の4月中旬に長さ35メートル、高さ40メートルにわたり土砂崩れが確認され、2・9キロの区間で全面通行止めに。影響で北上市から雫石町まで走るマラソン大会が中止になった。9月初旬から復旧工事に着手し、今月中に開通する予定だった。