盛岡市の月が丘児童センター(佐藤由紀館長)は22日、同センターで世代間交流会を開いた。東日本大震災で被災し、月が丘地区に移り住んだ住民と児童が触れ合う機会をつくろうと初めて実施。参加者は昔遊びや講演を通して震災の記憶を共有し、後世に伝承していくことを誓った。

 同地区に今春完成した災害公営住宅「備後(びんご)第1アパート8号棟」の住民ら8人と同センターに通う月が丘小1~3年の児童16人が参加。大槌町安渡で被災し、同アパートで暮らす川村一子さん(84)が震災当時のエピソードを紹介した後、じゃんけん列車やけん玉などで交流を深め、会場には笑顔の輪が広がった。

 川村さんは津波の恐怖や避難時の様子を紹介し「安全なところに逃げる。自分の身は自分で守ることが大切だ」と強調。子どもたちは川村さんの講演を真剣な表情で聞き入った。